郡司ペギオ幸夫氏《因果反転を可能とする地平》講義を振り返って
ふつうは意識(心)あるいは人工生命を考える際、「個体」と「集合=群れ」の差異(区別)をどう捉えるかが一般的かつ大きな問題となりますが、郡司氏は「部分」と「全体」とを入れ替えてしまうという(通常の論理では考え難い)モデルを構想しており、前回のレクチャーでは「ベイズ推定/逆ベイ...
沢山遼氏《事物の動態/事象の束:クラウスからスタインバーグへ》講義 概要
ロザリンド・クラウスは、要するに同じ事しか言っていない。単一のメディウムではなく複数のメディウムの間に、滑らかに連続したイメージではなく断絶したイメージの不連続に、ひとつの場所からではなく複数の様々な角度、そして距離からの視線に、それらの形成するパルス・ビートに自己差異化が...
第2回講義に向けて 参考文献その3
沢山遼氏による講義《事物の動態/事象の束:クラウスからスタインバーグへ》 http://mniizeki.wixsite.com/epicurus/event の参考文献の三番目です。 ロザリンド・クラウス「ヴィデオ...
第2回講義に向けて_参考文献その2
レオ・スタインバーグ「哲学的な娼窟」(訳:岩原明子、『美術手帖』1977年12月号・1978年2月号) 沢山遼氏による講義《事物の動態/事象の束:クラウスからスタインバーグへ》 http://mniizeki.wixsite.com/epicurus/event の参考...
第2回講義に向けて 参考文献その1
表象〈8〉ポストメディウム 映像のゆくえ(月曜社、2014年) 沢山遼氏による講義《事物の動態/事象の束:クラウスからスタインバーグへ》 http://mniizeki.wixsite.com/epicurus/event の参考文献です。...
ブックガイド1 コンテンポラリー・アート・セオリー
コンテンポラリー・アート・セオリー(イオスアートブックス)2013年 筒井宏樹 編著 「現代美術」というものの最も基本的かつ忘れられやすい側面は、それが近代化を終えたと される社会において、国境を超えておおよそ共通のテーブル上で議論される(筈)のものだ、というところです...