

展示記録集_YouTubeリンク
https://www.youtube.com/channel/UCVLNpans1VYO7_qSGEnhJdw 展示の記録を公開します。 「体感」はできませんが、展示空間の「情報」として伝われば、と思います。


高橋悠治氏×三松幸雄氏 《自然について ― ΠΕΡΙΦΥΣΕΩΣ》概要
「エピクロスの空き地」展はここまで三回の講義を開催してきましたが、展覧会期間中の7月1日に行われた最終回は「講義」ではなく“講義・対話・問答など”とされています。「一方から一方へ情報を与える」という形に対する疑義は第一回の市田良彦氏《ルイ・アルチュセール「偶然性唯物論」講義...


高橋悠治の音楽、いくつかの事例――ディスクガイド+
『フーガの[電子]技法――《フーガの技法》BWV1080より7曲』[録音:1975年]([復刻版]DENON, 2006年) 永瀬 コンサートに行くっていうあの形式が僕はすごく苦手で、録音されたものとかはよく聴くんですけど、だから高橋悠治さんのコンサートにはまだ行った...


最終講義に向けて_参考文献
「無」から音楽をたちあげることはどのように可能なのか。三松幸雄氏による「ex nihilo-ヤニス・クセナキスと芸術の形而上学 序説」(『ART CRITIQUE n.04』所収、BLUE ART、2014年)は、クセナキスが生涯に渡って保持したこの命題を、緊密な文章によっ...


ディスクガイド+ 高橋悠治の音楽 事例
講演者の一人である高橋悠治氏の音楽作品について、録音があるものを中心に書くことを依頼された。 そこで、「エピクロスの空き地」展にとって、ひとつの導きの糸となるに違いない「クリナメン」あるいは「パレンクリシス」――原子の軌道の「逸れ」――という、実在に宿る不確かな運動のあ...


群馬の美術 2017 -地域社会における現代美術の居場所
参加作家の三輪洸旗が、群馬県立近代美術館で行われる「群馬の美術2017 -地域社会における現代美術の居場所」に出展します。 ここの美術館(1974設立)は磯崎新 設計のもの。エピクロスの空き地 テーマ原案者である永瀬恭一は、「美術館建築としてもベストではないか」としていま...


郡司ペギオ幸夫氏《因果反転を可能とする地平》講義を振り返って
ふつうは意識(心)あるいは人工生命を考える際、「個体」と「集合=群れ」の差異(区別)をどう捉えるかが一般的かつ大きな問題となりますが、郡司氏は「部分」と「全体」とを入れ替えてしまうという(通常の論理では考え難い)モデルを構想しており、前回のレクチャーでは「ベイズ推定/逆ベイ...


おおいそ野外アート 2017
参加作家の相澤秀人が、神奈川県大磯町にある、旧吉田邸(吉田茂元首相)で行われる おおいそ野外アート 2017 に参加しています。 展示の立案者 高橋氏は越後トリエンナーレ立ち上げの時期から運営スタッフとして深く関わっていた方で、その経験が動機となり、一地方の小さな町からの...


郡司ペギオ幸夫氏 《因果反転を可能とする地平》講義 概要
例えば「食べる」という言葉は一般に人が食物を口から取り込むことを指します。同様に、犬やネコ、鳥などが食物を口から取り込むことも「食べる」ですが、何かの中に何かを入れる=「カバンに本を入れる」ことも「食べる」と言えるのではないか。つまり「カバンが本を食べる」。生き物が食物を摂...


第3回講義に向けて_参考文献その3
郡司ペギオ幸夫「群れは意識をもつ 」(PHPサイエンス・ワールド新書、2014年) 郡司ペギオ幸夫氏による講義《因果反転を可能とする地平》 http://mniizeki.wixsite.com/epicurus/event の参考文献第3弾です。 ...


第3回講義に向けて_参考文献その2
郡司ペギオ幸夫「いきものとなまものの哲学」(青土社、2014年) 郡司ペギオ幸夫氏による講義《因果反転を可能とする地平》 http://mniizeki.wixsite.com/epicurus/event の参考文献第二弾です。 ...