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連続講義 第1回
第1回として、神戸大学教授の市田良彦氏を迎え《ルイ・アルチュセール「偶然性唯物論」講義》を開催いたします。
2018年はアルチュセールの生誕100周年ということもあり、世界各国でアルチュセールについての関心は高まっています。
美術の分脈においてはニコラ・ブリオーが著した「関係性の美学」以後、ジャック・ランシエールとの論争(ランシエールは「美術と社会・政治」の分割を前提にした立論に厳しい批判を加えた)の中で、ブリオーによってアルチュセールの「出会いの唯物論の地下水脈」が援用され、現在の美術に可能性があるとすればそこに「新たなるフォーム」の契機を見ることだ、とされています(星野太「ブリオー×ランシエール論争を読む」参照)。
ただし、現状既にブリオーの立論自体はステップとしての意義を終え、アルチュセール自体を検討することが重要になっていると考えます。美術に限らず、多くのことが固定化されつつある状況を斜めに変更する契機として、このたびの機会を広く共有できればと考えています。
追記:講義のレポートをブログ記事として掲載しています。
2017年6月 開催の「エピクロスの空き地」展に関連する連続講義
概要
場所:ART TRACE GALLERY
東京都 墨田区 緑 2-13-19
秋山ビル 1F
日程:2016年11月6日(日曜日)
時間:午後2時~
料金:700円
定員:35名程度
主催「エピクロスの空き地」実行委員会
予約申込 epicurusnoakichi@gmail.com
ART TRACE GALLERY HP
市田良彦
京都大学 経済学部卒
神戸大学 大学院
国際文化学研究科 国際文化学部
著書
アルチュセール ある連結の哲学(平凡社)
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